子供というのは、叱られていると自分を否定されていると思い込むものです。愛するゆえに叱るということがわからない場合も多いと思います。例えば、幼い子に道路の飛び出しを注意するとき、「危ない! ダメ!」としかりますが、それは子供の命を守るためであり、愛情表現です。けれど、子供の方は、自分が否定されたと勘違いしてしまうこともあり、心の傷として残ってしまうというのです。そんな誤解や勘違いが多いとはいえ、子供の頃には分からなかったことも、大人になったら理解できることもたくさんあります。誤解がとけると過去を手放すことができます。また、子供の頃に言われて傷ついた言葉や、相手の冗談や愛情表現みたいなものに、こだわっていることもあると思います。もしかしたら思い込みや勘違いもあるかもしれません。確かめてみましょう。